導尿とは、尿道口から膀胱内に管(カテーテル)を挿入し、そのまま留置して排尿を助ける医療行為です。自力で排尿が困難な人や、検査、手術、絶体安静が必要な人に対し行います。在宅生活を継続する脊髄疾患や脳血管障害などで自然排尿が困難な人は、本人または介護者が、自宅で導尿を行う場合があります。在宅自己導尿と呼び、バルーンカテーテル法より感染症の危険性が低く、蓄尿バッグも不要という利点があります。
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監修者:永嶋 昌樹(ながしま まさき)
現職:日本社会事業大学社会福祉学部 准教授(「高齢者福祉論」「介護過程の展開と実践」)
略歴:社会福祉事業団に就職後、特別養護老人ホーム介護職員、在宅介護支援センター相談員・介護支援専門員(ケアマネジャー)など約12年間の現場実務を経て、大学の専任教員として福祉専門職養成に携わる。
学位資格:博士(社会福祉学)、介護福祉士、社会福祉士
社会活動:公益社団法人東京都介護福祉士会会長、介護福祉士国家試験委員、東京都介護保険審査会委員など
著書:『保育・福祉のための社会福祉援助技術事例研究』(共著, 建帛社)、『これからの訪問介護と施設介護の視点』(共著, ぎょうせい)、『アクティブラーニングで学ぶ介護過程ワークブック』(共著, みらい)、『介護教育方法の理論と実践』(共著, 弘文堂)など
制作/エディポック
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