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介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

便の形態(硬便、軟便、泥状便、水様便)

排便された便の形状は、健康状態の確認や内臓疾患、感染症罹患などに気づくことができる重要な情報源です。便の中に混入した血液で、大腸がんを早期に発見したり、便の色により、胃など上部消化管からの出血か、大腸など下部消化管からの出血かなど確認することができます。健康な便はバナナ状で水分量が70~80%とされますが、「硬便」は水分量が少ないコロッとした固い便、「軟便」は通常より少し柔らかい便の水分量が80~90%、便の水分量が90%を超えると「泥状便」から「水様便(下痢便)」となります。

監修者永嶋 昌樹(ながしま まさき)

現職:日本社会事業大学社会福祉学部 准教授(「高齢者福祉論」「介護過程の展開と実践」)

略歴:社会福祉事業団に就職後、特別養護老人ホーム介護職員、在宅介護支援センター相談員・介護支援専門員(ケアマネジャー)など約12年間の現場実務を経て、大学の専任教員として福祉専門職養成に携わる。

学位資格:博士(社会福祉学)、介護福祉士、社会福祉士

社会活動:公益社団法人東京都介護福祉士会会長、介護福祉士国家試験委員、東京都介護保険審査会委員など

著書:『保育・福祉のための社会福祉援助技術事例研究』(共著, 建帛社)、『これからの訪問介護と施設介護の視点』(共著, ぎょうせい)、『アクティブラーニングで学ぶ介護過程ワークブック』(共著, みらい)、『介護教育方法の理論と実践』(共著, 弘文堂)など

制作/エディポック

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