「介護職は大変」と言われる原因|主な3つの事例と転職先の探し方も

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頭を抱える女性介護士

「介護職は大変」「ストレス要素が多い」といった理由で介護業界から異業種に転職することは、資格取得に要した時間と努力、実務経験を棒に振り、後悔を招くリスクがあります。 仕事の大変さやストレスは職場と自身のミスマッチに起因することが多く、業界内の転職によって解消を図ることが可能です。

そこで今回は、介護職が大変と言われる原因と、自分に合う転職先の探し方を紹介します。心身の負担の軽減を図り、自分に合う職場で活き活きと働くためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

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介護の仕事に大変さ・ストレスを感じる主な3つの事例

「介護の仕事が大変」「ストレスが溜まる」といった感情を持つ原因は、一体どこにあるのでしょうか。介護の仕事の大変さやストレスの主な原因は、人手不足や重労働、給料に対する不満の3点です。
ここでは、具体的な事例を交えつつ、3つの原因に関して詳しく解説します。

①人手が不足しており仕事量が多い

慢性的な人手不足を抱える施設は未だに多く、多くの介護事業所で職員が不足していると言われています。人材不足が顕著である事業所では、個々の介護職員の担当職務が非常に多く、心身の疲弊を招く原因です。

人手が不足している施設では、下記のような不満を抱いている方もいます。

限られた人員で交代勤務を行うため、風邪や家庭の用事による有給休暇を取得できない。効率重視のサービス提供体制や人手不足の解消に動かない管理者に対する不満も、大きなストレス要素です。(Aさん/勤続6年)

多忙な職場では人間関係に支障が生じるケースも多く、精神的な負担を伴います。 また、無理なシフトや人員配置を強要する管理者に不満が募るケースも多く、「辞めたい」といった感情を招いてしまう一因となっています。

②体力が必要な重労働が多い

介護業界では、自分より体格の良い高齢者を抱えたり入浴介助を行ったりと、体力を要する業務が目立ちます。施設形態によっては変則的なシフト勤務が発生するケースも多く、心身の疲労を招く原因です。

重労働が多い施設では、下記のような不満を抱いている方が多い傾向にあります。

「若手である」といった理由から入浴介助や排泄介助、移動介助など身体的負担の大きい業務を任される頻度が高い。シフトの要望もなかなか通らず、体調を崩しました。(Bさん/勤続1年)

「体力を要する仕事の配分が不平等」「シフトの相談が困難」といった不満が、モチベーションの低下を招くケースも存在します。仕事内容自体に対する不満であるのか、運営方針や人間関係に起因するストレスであるのかを見極めることで、ストレス解消に導くことが可能です。

③給料が仕事量の割に合っていない

次に、仕事量に対する金銭的な見返りが少ないことです。経験年数に応じた昇給の期待しにくい職場では将来に対する不安が大きく、モチベーションの低下を招くケースもあります。仕事量に対する見返りが少ない施設では、下記のような意見があります。

入居者のためのケアを長年実践してきたものの、入社当時と同水準の給料です。今後の昇給も期待しにくく、将来が不安です。(Cさん/勤続10年)

介護業界全体としては業務経験やスキルに応じた昇給モデルの整備が進行し、特に介護職資格を持つベテランは2019年10月より、特定処遇改善加算で政府が給与アップを後押ししています。事業所によっては長期安定キャリアの実現を図ることが可能です。 介護業界全体の流れに反する責任者の運営方針に対し、不満を感じるケースがあります。

介護の仕事に大変さを感じる根本的な理由・原因

介護の仕事の大変さやストレスを招く根本的な原因は、就職・転職先選びの失敗であることがほとんどです。自己分析や情報収集を十分に行うことなく安易な応募を行うと、「大変」「辞めたい」と感じる職場を引き当てるリスクが高まります。

自身の就職・転職活動を振り返り、以下のようなNGパターンに陥ってはいないかを今一度確認しましょう。

①求人情報の条件部分しか見ていない

介護事業所の種類や給料水準、事業内容といった表面的な内容で転職先を決めてはなりません。 「介護職の求人」とひと口に言っても、特別養護老人ホームや有料老人ホーム、通所介護事業所(デイサービス)、通所リハビリテーション施設(デイケア)など、多様な事業形態の求人が存在します。

具体的な業務内容やケアスタイルの把握を怠ることは、自分の思い描いた働き方や業務負担と実態とのミスマッチを招く原因です。

また、経営者や施設長の方針や理念、職員同士の人間関係といった情報は、求人サイトの記載内容を眺めるのみでは分かりません。施設見学を行ったり、現在施設で 勤めている人の話を聞き、SNSやホームページを確認したりすることにより、生きた情報収集に努めることが大切です。

②自分の中で求める条件の優先順位を決めていない

自身の希望条件の優先順位を明確化することなく求人を選ぶことも、仕事の大変さを感じる原因です。「給料が良い」「介護・福祉業界の大手である」といった曖昧な理由から職場を選ぶと、自分の理想に掲げる働き方と実際のギャップを招くリスクがあります。

理想の働き方と完全に一致する求人を探すことは、困難です。担当職務や雇用条件など重視する条件を思いつく限り書き出し、条件の優先順位を決めて、ミスマッチを防ぎましょう。

「大変」「つらい」と感じるなら転職がおすすめ!

職場の方針や労働条件と理想とのミスマッチに気付きつつも無理に働き続ける選択肢が、不幸な結果を招いてしまうケースもあります。心身の負担の大きな環境で働く方が、着実なキャリアアップやスキルアップを図ることは困難であるためです。

介護の仕事自体にネガティブな感情を抱く前に、より自分に合う職場へ転職する選択肢を検討してはいかがでしょうか。以下では、現在の職場を円満退職し、転職先で勤務を開始するまでの大まかな流れを解説します。

①円満退職・転職へのステップ

情報収集を始めてから転職先で勤務を開始するまでには、3ヶ月から半年程度要することが一般的です。 在職中に転職活動を始めて内定の獲得後に退職、転職先の勤務開始を行うまでの流れは、以下のように進行します。

[1]自己分析や業界研究など、転職活動の準備を行う。
[2]現在の職場の状況を考慮し、退職時期を決定。
[3]求人の検索や応募先の絞り込み、応募書類の準備を行う。
[4]求人応募や応募書類の提出、面接対策を行う。
[5]内定の承諾と辞退を行う。
[6]現在の職場に退職意思を表明。
[7]退職日の決定後に退職届を提出。
[8]残務整理と引き継ぎ。
[9]現在の職場を退職。
[10]転職先にて、勤務開始。

大まかなスケジュールを念頭に計画的に行動することが、円満退職を目指すためのポイントです。転職活動と退職手続きを計画的に進め、新しいキャリアの実現に向けた準備を行いましょう。

【介護】転職先の探し方|おすすめの探し方は?

介護業界内の転職を希望するものの、仕事探しの進め方が分からず、積極的な行動をためらう方もいるでしょう。転職先を探す方法には、ハローワークで探す・求人サイトを活用する・キャリアアドバイザー経由で紹介してもらうことの3種類があります。

ここからは、転職先の探し方のメリット・デメリットを方法別に解説します。

①ハローワークで探す

居住地付近のハローワークに行き、就職・転職支援を受ける方法です。求人検索端末を活用し、雇用形態や職種、勤務場所といった希望を満たす求人の検索を行います。 ハローワーク経由で確認が可能である情報は、給与や休日、募集職種といった基本的な内容に留まります。そのため、介護業界に特化したキャリアプランの相談を行うことは難しく、現在の職場に対するストレスから転職する方には不向きです。

②求人サイトを活用して自分で探す

介護業界に特化した求人サイトを活用し、仕事探しを行う方法です。自分のペースで転職活動を進めることが可能である反面、転職希望の施設に知人がいない場合は、生きた情報の入手が難しい難点を持ち合わせます。

求人サイトの難点を補うためには、施設見学やキャリアアドバイザーに相談する必要があります。

③自分に合った職場をキャリアアドバイザーに紹介してもらう

介護業界専門のキャリアアドバイザーに相談し、転職先の紹介を受ける方法です。希望すれば、キャリアプランの作成や自己分析のサポートを受けることもできます。 キャリアアドバイザーの支援を受ける方法は、現在の職場に対するストレスから転職を行う方におすすめです。介護の業界に精通する専門家と共に転職活動を行うことで、自分に合う職場と出会える確率が高まります。

まとめ

「介護職は大変」と言われる原因および自分に合う転職先の探し方を紹介しました。介護の仕事の大変さやストレスは、自身の希望を満たす職場に転職を行うことで、払拭を図ることが可能です。

介護の仕事は、社会的な必要度が高く、大きなやりがいを伴う仕事と言えます。ネガティブなイメージや現在の職場に対する不満から安易な行動を起こすことは避け、介護業界で活き活きと働くためのキャリアパスを検討しましょう。

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