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介護職への転職は40代でも遅くない? 仕事内容や転職成功のコツ

公開日:2025.04.15 更新日:2025.04.15
介護職への転職は40代でも遅くない? 仕事内容や転職成功のコツ

公益財団法人介護労働安定センターが発表した事業所における介護労働実態調査によると、介護サービスに従事する従業員の不足感は全体の64.7%にも上り、人手不足が深刻化していることが分かります。

(出典:介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査結果 事業所における介護労働実態調査 結果報告書」
/ https://www.kaigo-center.or.jp/content/files/report/2023_jittai_chousa_jigyousya_honpen.pdf#page=40



実際に、介護職の求人は数多くあり、経験の有無や年齢を問わない求人も少なくありません。そのような状況があるため、40代の方にとっても気になる転職先の1つと言えます。

しかし、「40代で未経験からの転職でも本当に大丈夫なのか不安」「5年後、10年後の自分の姿が想像できない」などの理由で、転職をためらっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、実際に40代から未経験で介護職に転職した場合、どんな働き方ができるのか、また、どんなキャリアプランが描けるのかについてご紹介します。

目次











1. 40代の転職に介護職がおすすめの理由

40代での転職を考えるなら、介護職は非常に多くのメリットがある、おすすめの職業だと言えます。その理由は、次のようなものが挙げられます。

1-1. 将来が明るい

2023年には、日本の高齢者人口は全体の29.1%にも上り、超高齢社会になっています。さらに、今後も高齢化率は上昇していくと予測されることから、介護職は将来にわたって確実にニーズのある市場と言えます。

(出典:総務省統計局「統計トピックスNo.138 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで-」
/ https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics138.pdf

1-2. 管理職を目指せる

現在、介護職員のほとんどが40代、50代という介護施設も少なくないため、そういった施設を運営する企業や法人では、将来は幹部や管理者になってもらう40代の方を採用したいという考えもあります。

そのため、40代で未経験で入っても、現場経験を積んだ後、幹部や管理者になれる可能性が十分あります。実例としては、3年ほど前にタクシードライバーをしていた40代、介護職未経験の男性が、今は主任というポジションで活躍しています。

1-3. 働き方が選びやすい

介護の仕事は、多様な働き方に合わせられる仕事だと言えます。例えば子育てをしながら働きたいという方には、子供が小学4年生までは正社員だが時短勤務・夜勤なしで働ける老人ホームがあったり、子供が18歳になるまで毎月10,000円程度の子供手当が支給されたりする施設があったりします。

1-4. 親の介護に活かせる

40代前後は、自身の親の介護にも直面する年代です。実際、40代の転職者には、両親の介護をきっかけに介護職に興味を持ったという方や「親の介護のために離職し、介護と両立できる仕事を探していた」という方は少なくありません。仕事を通して習得した介護の知識や技術は、自身の親の介護をするためにも役立ちます。

1-5. 40代の未経験者でもできるような仕事である

前述したように、介護業界は常に人手不足で人材を募集しているため、ほかの業界に比べて年齢や職歴を問わず、未経験者にも広く門戸を開いています。

しかし、40代ともなると「仕事を覚えられるだろうか」「一人前になるまでの習得期間を耐えられるだろうか」といった不安を感じるのも無理はありません。これらの不安については、しっかりとした教育、指導体制をとっている施設が多く、安心して転職することができるでしょう。

実際、54歳の主婦が未経験からの挑戦で活躍できていたり、2年前にラーメン店の店長だった40代男性が将来介護業界で独立することを志して無資格未経験から夢を目指してがんばっていたりする例があります。

関連記事: 「40代女性でも介護職に転職できる!未経験から転職する方法」

2. 40代で介護職への転職は遅くない? その理由とは

異業種へ転職する場合、年齢はなるべく若いほうがいいと考えられています。「介護職への転職も20代・30代にしたほうがよい」「40代では遅いのではないか」と考える方は多いでしょう。

しかし、40代の方でも介護職への転職は遅くありません。40代で介護職への転職ができる、3つの理由を解説します。

2-1. 介護業界では人手不足が問題視されている

介護業界では人手不足が問題視されていて、多くの介護施設において介護人材の需要は高い状況です。求職者の年齢よりも、能力や熱意を重視して採用を決める傾向があり、40代の方も介護職への転職ができる環境が整っています。事実、介護労働安定センターが2023年に行った調査では、40代以上の介護職員・訪問介護職員の新規採用者が在籍者に対して占める割合(採用率)は以下のようになっています。

年齢 採用率
40~49歳 14.3%
50~59歳 13.5%
60~64歳 10.0%
65歳以上 7.4%

(出典:介護労働安定センター「令和5年度 介護労働実態調査結果 事業所における介護労働実態調査 結果報告書」
/ https://www.kaigo-center.or.jp/content/files/report/2023_jittai_chousa_jigyousya_honpen.pdf#page=29

多くの40代以上の介護職員・訪問介護職員が採用され、施設内に在籍していることが統計から読み取れます。

また、総務省が2023年に公表したデータによると、高齢就業者を産業別に分けた場合に「社会保険・社会福祉・介護事業」の就業者数は70万人となっていました。なお高齢就業者とは、65歳以上の高齢者に該当している就業者を指します。

(出典:総務省「統計からみた我が国の高齢者」
/ https://www.stat.go.jp/data/topics/pdf/topics138.pdf

65歳以上の高齢者であっても介護業界での就職は可能であり、40代の方も遅くはありません。

介護の現場ではもともと中高年層の職員が多く、40代の方が入職したときも職場の雰囲気に馴染みやすいでしょう。

2-2. 転職の成功率は40代でピークを迎える

一般的に、転職の成功率は40代でピークを迎えて、以降は50代・60代と年齢を重ねると成功率が下がると言われています。

厚生労働省が公表するデータによると、女性の転職入職率は30代後半から50代前半までほぼ水平となっていて、50代後半以降は下降する傾向です。

一方、男性の転職入職率に関しては40代まで下降していて、40代から50代後半まではほぼ水平を維持しています。

なお、転職入職率とは、常用労働者に対する転職入職者数の割合です。年代・性別での転職入職率が高いほど、転職の成功率が高いと言えます。

(出典:厚生労働省「3 転職入職者の状況」
/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/23-2/dl/kekka_gaiyo-03.pdf

(出典:厚生労働省「主 な 用 語 の 定 義」
/ https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/17-2/dl/yougo.pdf

40代は、以降の年齢と比較して転職が成功しやすい年代です。50代・60代以降になると転職入職率が低くなり、40代の転職後に長く安定して働く傾向にあることがうかがえます。

2-3. 介護職はこれまでの人生経験を生かしやすい

介護施設の利用者さんとコミュニケーションを取ったり、同僚・上司と連携したりするときなどに、他業界の仕事で培った経験・スキルを生かせます。

求人を募集している介護施設も、40代で介護職に転職する求職者に対して、今までの人生経験に着目することが少なくありません。

営業や接客などで培った対人スキルや、職場での人間関係構築の能力などをアピールすることで、転職の成功率を高めやすくなります。介護の仕事は事務作業が多いため、デスクワークの経験も役立つでしょう。

もちろん、介護系の資格保有や介護業界での就職経験がある場合も大きな強みになります。

40代の方が介護職に転職する際は、転職先にアピールできる自分の経験やスキルを探してみることがおすすめです。

3. 介護職は、前職の経験を活かした転職ができる

介護職は、前職の経験をさまざまな形で活かすことができます。一見、前職と介護職に関連性がなさそうに思えても、経験によっては業務に役立てられるケースも少なくありません。具体的にどのような経験が活かせるのか、事例がいくつかありますのでご紹介します。

3-1. 事例1 前職エステティシャンで、無資格・未経験の方

介護職に転職されたのは、女性から男性になられた性同一性障害の方です。介護は無資格でしたが、前職はエステティシャンをしていました。差別や偏見もあってなかなか転職先が決まらないことで、マイナビ介護職に相談をいただきました。

面談を行い、求職者様にレクリエーションを盛り上げてもらいたいと考えていた、法人運営のデイサービスをご紹介しました。前職の知識・技術を活かして、レクリエーションでエステやアロマセラピーを提案するなど、活躍しているそうです。

未経験・無資格からのスタートでしたが、今では現場のリーダーとなっています。

3-2. 事例2 前職オペラ歌手で、介護職員初任者研修を取ったばかりの未経験の方

介護の仕事は未経験で、介護職員初任者研修を取得したばかりだというオペラ歌手の男性には、レクリエーションの幅が狭く、利用者からつまらないとの意見が出ていた高級有料老人ホームをご紹介しました。

その方は、現在も世田谷の高級有料老人ホームで介護職員として働きつつ、レクリエーションの一環としてオペラ講師としても活躍しています。

ほかにも、例えばタクシードライバーの経験があるなら、病院への受診同行や送迎のニーズがある有料老人ホームでスキルを活かすことが可能です。飲食店などで接客スキルに自信があるなら、丁寧なサービス提供が求められる有料老人ホームがぴったりの職場と言えます。

また、子育てや家族の介護を経験した主婦は、排泄介助をあまり抵抗なく行えるので、特別養護老人ホームなどで成功しやすく、家事経験がある方ならサービス付き高齢者住宅や訪問介護でそのスキルを活かせます。

もし、前職がSE(システムエンジニア)といった接客をしない職種であった場合でも、ミスなく作業を続けコツコツと積み上げる仕事のため、資格の取得や相談員・ケアマネージャーなどのデスクワークに向いているといった評価があります。

関連記事: 「【40代・50代】介護職への転職で年齢を武器にする方法とは?」

4. 介護職の主な仕事内容とは?

介護職の主な仕事内容は、「身体介助」と「生活援助」の2つに大きく分けられます。

・身体介助
身体介助とは、利用者さんが1人では行うのが難しい生活行為を、利用者さんの身体に触れつつ行う介助のことです。食事介助・排泄介助・入浴介助などが、身体介助に含まれます。

・生活援助
生活援助とは、掃除・洗濯・調理・買い物など、利用者さんや家族が行えない家事をサポートする仕事です。

なお、利用者さんに触れる身体介助は、介護職員初任者研修以上の資格保有者でなければ行えません。生活援助については、無資格の介護職員でも従事することが可能です。

また介護職は、施設形態や職種によってさまざまな働き方があります。基本的な職種の分類を4つ紹介します。

介護職員 介護施設や事業所などの介護現場で、利用者さんに介護サービスを提供します。
訪問介護員 訪問系の介護事業所に勤務し、利用者さんの自宅を訪問して介護サービスを提供します。
管理職・
マネジメント職
介護施設の管理・運営や人材のマネジメントなどを行う職種です。
介護事務 介護報酬請求業務など、介護施設における事務作業全般を担当します。

40代で介護職への転職を目指す方は、自分がどのような働き方をしたいか考えて、希望の働き方ができる求人を探しましょう。

5. 介護職のキャリアプラン

ここからは、40代で未経験から介護職に転職した場合のキャリアプランについてご紹介します。

介護職員として長く働きたいなら、3年以上の実務経験を積み、国家資格である「介護福祉士」の資格を取るとよいでしょう。4年目以降は、自分の興味に合わせた働き方を選んでいくことが一般的です。

5-1. 最初の3年間で実務経験を積む

最初の3年間は、介護の入門的資格である介護職員初任者研修を取得するなど、スキルと知識を磨く時期となります。

資格の取得には決められたカリキュラムを修了する必要があります。取得費用として、ところにより4~10万円ほどかかりますが、勤務している企業や法人によっては負担してくれる場合もあります。

また「喀痰吸引研修」を受講すれば、利用者の同意や医師や看護師との連携がある場合など、条件がそろったとき、医療行為である痰の吸引もできるようになります。

5-2. 4年目以降は、介護職としてのキャリアビジョンを現実のものとしていく

3年以上の実務経験を積み、実務者研修を修了した段階で、介護のみの資格の中では唯一の国家資格である介護福祉士の受験資格が得られます。試験は年に1回、1月に行われますので、しっかり勉強して合格を目指しましょう。

介護福祉士資格を取った後の働き方としては、大きく分けると次の4パターンがあります。

5-2-1. 介護職員としてのスキルを磨く

第一線で活躍する介護職員としてのスキルを上げたいなら、特別養護老人ホームのほか、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、医師が常駐する介護老人保健施設などに勤めるのがおすすめです。

5-2-2. 訪問介護にシフトする

在宅分野に興味があったり、将来、自身の両親の介護に備えたりといった理由で初任者研修を取得し、訪問介護を目指す方もいます。

5-2-3. ケアマネージャーや相談員を目指す

利用者のケアプランを作るケアマネージャーや生活相談員(または支援相談員)になる道もあります。介護職は肉体的にもハードな仕事なので、50代・60代になると、体力・精神ともに現場の第一線で活躍し続けるのはなかなか大変です。

そのような将来の状況を見越して、知的労働の多いケアマネージャーや相談員へのシフトは一考する価値があると言えるでしょう。

5-2-4. 組織の幹部や管理職を目指す

施設の運営をしっかり行っていかなければ、利用者が減っていき、存続できなくなってしまう可能性があります。そのためにも、組織の幹部や管理職は大切な仕事です。

組織の幹部や管理職を目指す場合は、介護福祉士の資格を取得した後、企業内で行われる管理職候補の募集に応募して、面接などの社内選考を受けることが一般的です。

6. 介護転職の現状と転職成功に必要なこと

ここまで紹介してきたように、将来性があり前職の経験も活かして働ける介護職は、40代で業界未経験の転職者にとって非常にメリットの大きい仕事と言えます。

とは言え転職が簡単かと言えば、それは別問題です。未経験で介護業界に転職して辞める方のほとんどは、最初の3か月以内に辞めてしまうのが現状です。

その理由は、「人間関係」や「聞いていた雇用条件と実際の条件が違ったこと」「年収や勤務地といった情報だけで勤務先を決めてしまったこと」「そもそも自分に介護が向いているかどうかをしっかり検討しなかったこと」などさまざまですが、これらを突き詰めれば「情報収集が足りなかったこと」が言えます。

例えば、未経験者がしっかり介護スキルを身に付けていくには、経験者に教えてもらえる環境が欠かせません。勤務地の近さや給与の高さだけに注目して職場を決めてしまうと、入ってから「人手が少なすぎて、とても教えてもらえるような体制ではなかった」ということになりかねず、その結果、仕事につらさを感じて辞めることにつながってしまうということもあるでしょう。

本当は辞めなくてもよかったかもしれないのに、情報が足りなかったがために「やはり介護職は難しい」と思ってあきらめるのはもったいないことです。介護職への転職を失敗しないためにも、情報収集はしっかりと行ってください。

マイナビ介護職では転職先の情報収集をサポートいたします。

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7. 転職を成功へ導くための上手な志望動機の書き方

40代の介護職への転職を成功へ導くためには、自分の熱意や介護職として働きたい理由をしっかりと伝えることが重要です。

履歴書・職務経歴書の志望動機を書くときに押さえたい、3つのポイントを解説します。

7-1. 仕事へのやる気が感じられるか

40代で介護職に転職する方は、仕事へのやる気が感じられる志望動機を作成しましょう。

介護業界未経験の方を選考する際、採用担当者は志望動機から「仕事のやる気が感じられるか」をチェックしています。採用後にすぐに辞めるような求職者はなるべく避けたいことが、やる気をチェックする理由です。

ただし、仕事へのやる気を伝えると言っても、単に「頑張ります」「やる気は人一倍あります」といった言葉を入れるだけでは、40代の介護職転職では不十分です。

例として、現在の仕事よりも介護職に魅力・興味を感じた理由や、採用後に叶えたいキャリアアップの計画、介護現場でどのように活躍したいかなどを書きましょう。志望動機に具体的なエピソードを盛り込むことで、仕事へのやる気を採用担当者に伝えられます。

7-2. 働きたい理由が明確か

志望動機には「介護職で働きたい理由」「応募先の介護施設・事業所で働きたい理由」の2つを明確に書きましょう。採用担当者は、「40代の方が介護職に転職する理由は何か」「多くの介護施設・事業所の中からなぜ自社を選んだのか」を知りたいと考えています。志望動機に2つの理由を明確に書くと、応募先への入職を本気で目指していることが採用担当者に伝わり、採用の可能性を高められます。

介護職で働きたい理由は、自身が介護職を目指すきっかけになったエピソードを盛り込むとよいでしょう。

応募先の介護施設・事業所で働きたい理由については、自分が応募先に対して感じた魅力を書くことがおすすめです。応募前に企業研究を行うと、応募先で実現したい働き方や、企業理念で共感したポイントなどを書きやすくなります。

7-3. 貢献につながる経験やスキルを有しているか

採用担当者は40代で介護職に転職する方に対して、自社への貢献につながる経験やスキルを求めています。自身が有している経験やスキルを志望動機に書き、どのように貢献につながるかも伝えられれば採用に近づくでしょう。

例として、前職で営業をしていた方であれば「営業で培ったコミュニケーション能力を生かして、利用者さんに信頼される介護職として働きたい」のように書きます。自身の経験やスキルを示した上で、介護の仕事に生かせると示すことがポイントです。

貢献につながる経験やスキルを書くときは、求人情報をよく調べるとよいでしょう。業務内容や求める人物像の情報を加味することで、応募先の職場が求めている貢献の方向性を理解できます。

8. 介護が未経験で不安だという方には、有料老人ホームがおすすめ

マイナビ介護職では、転職希望者のニーズをお聞きする中で、介護職が未経験で不安があるという方には有料老人ホームを最初の職場としておすすめしています。

ここでは、未経験者にとって有料老人ホームがなぜ働きやすいのかという、おもな理由を3つご紹介します。

8-1. 理由1 先輩や同僚が多く、教えてもらえる体制が整っている

有料老人ホームは、利用者に対する職員の配置が3対1や2対1などとなっており、ほかの施設に比べて職員の数が多いのが特徴です。そのため、教えてもらえないということはあまりなく、最初にしっかり基礎を身に付けることができます。

また、人員に余裕がある分、忙しさのあまりコミュニケーションに行き違いが生じたり、誤解が生まれたりというトラブルが起こりにくいと言えます。

8-2. 理由2 資格取得の支援制度が整っている企業が多い

有料老人ホームを運営しているのは、比較的資金力に余裕がある法人や企業が多く、資格取得についても支援制度を利用できる場合が多くなっています。1年など一定期間在籍すれば、会社負担で資格が取れる仕組みがあるところも少なくありません。

9. 初めての転職なら、できれば駅から近い職場がおすすめ!

介護の仕事は、早番なら7~16時、日番は9~18時、遅番は11~20時といったシフト設定になっていることが多いです。これに月で何日かは、16時から翌朝9時頃までといった夜勤が加わるため、不規則で生活リズムが乱れます。

そこに満員電車での通勤などが加わると体調を崩しやすく、それが原因で辞めてしまう方も多くいます。自分の技能やスキルで独り立ちができるまでは、駅から近い所に勤めることがおすすめです。

10. 希望に沿った職場を見つけるために、マイナビ介護職の活用を

一般の求人票では、施設の形態や場所、年収額などは分かりますが、実際の施設の雰囲気や運営方針、しっかり教えてもらえる環境なのかどうかは知ることができません。

また、「何のために働くのか」という転職活動の軸となる部分や介護職で活かせる自身の強みは何か、どのような施設で働くのが向いているのかといったことも、1人で悩んでいるだけではなかなか思い浮かばないものです。

マイナビ介護職では、キャリアアドバイザーとの対話の中で勤務先選びの基準となる「何のために働くのか」を明確にした上で、「実際のところ、どのような施設でどのような人が働いているのか」という情報を提供します。

さらに、実際に未経験からの転職に成功した事例をご紹介したり、施設の見学や未経験から転職した先輩の話を聞ける場を設けたりして、「どのような職場なのか」を知っていただいた上で職場を選んでもらっています。

希望に沿った職場を見つけるために、マイナビ介護職をぜひご利用ください。

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まとめ

40代での介護職への転職には多くのメリットがあります。介護業界の人手不足を背景に、40代の豊富な経験やスキルが求められており、転職の成功率も高いです。介護職では、利用者とのコミュニケーション能力や、前職で培った対人スキルが大いに役立ちます。

さらに、キャリアプランも多様で、初任者研修からスタートしてケアマネージャーや管理職を目指すことができます。転職を成功させるためには、志望動機を明確にし、自分の強みをしっかりアピールすることが重要です。自分に合った働き方を見つけ、充実したキャリアを築きましょう。

※当記事は2024年7月時点の情報をもとに作成しています

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