介護業界の転職に後悔しないためのポイント3選|失敗の共通点も解説

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ポイントを伝える男性介護士

介護の仕事にやりがいを実感しつつも労働環境や勤務先の待遇に不満を抱え、離職を選ぶ人もいます。
「離職」と一口に言っても、介護業界自体を離れることと、業界内で転職を行うことでは、大きく異なる判断です。 そして、安易に介護業界を離れる決断を行うことには、知識や経験を武器とした転職のチャンスを逃すリスクがあります。

それでは、介護業界内の転職で後悔する事態を避けるためには、どのような点に注意する必要があるのでしょうか。この記事では、介護業界で働き続けることのメリットおよび介護業界の転職で後悔しないためのポイントを解説します。

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「介護業界を辞めた理由」からわかる後悔・失敗の共通点

介護労働安定センターの公表資料によると、介護業界における「仕事を辞めた理由」の中で多いものは、次のような内容です。

平成30年度介護労働実態調査/介護労働者の就業実態と就業意識調査
(出典:介護労働安定センター「平成30年度介護労働実態調査/介護労働者の就業実態と就業意識調査」/http://www.kaigo-center.or.jp/report/pdf/2019_chousa_roudousha_chousahyou.pdf

以下では、上記のデータを参考にしつつ、介護業界の就職・転職における後悔・失敗の原因をより詳しく解説します。

①職場の人間関係が良くなかった

介護の現場では、スタッフが連携して進める業務が多くあります。教育研修制度が未完成でスタッフの入れ替わりが激しかったり、保有資格、技能レベルが高いスタッフが少ない職場では、意見の衝突が多く、大きなストレス要素となります。

慢性的な人手不足を抱える職場は、とくに人間関係の問題が生じやすく、「就職・転職した人がすぐに離職してしまう」という傾向にあります。転職後の後悔を防ぐためには、人員の不足状況や他のスタッフの人柄に関する情報収集を徹底しましょう。

②結婚・出産のため辞めざるをえなかった

結婚や出産といったライフイベントに際して、離職せざるをえない状況となる人も存在します。家事や育児をこなす傍らで、夜勤やフルタイム勤務の働き方を継続することが難しく、離職するケースです。

一部の介護事業所では、育児中の人については夜勤を免除したり、短時間勤務を認めたりといった柔軟な対応を行っています。また、病院の介護職員は夜間子どもを預けられる病院付属の保育所が利用可能なところがあります。産休育休取得を推奨する事業所も存在し、結婚・出産後も働き続ける選択が可能です。

③施設の理念や働き方に共感できなくなった

施設の理念や経営方針と自分の介護観のミスマッチから、離職を選択する人も存在します。具体的には、「流れ作業のように介護をこなす周囲の様子に疑問を感じる」といったような理由から離職に至る状況です。

近年では、施設の運営方針や理念を明文化し、パンフレットやホームページに掲載する事業所が存在します。また、知人の口コミを聞いたり、介護の転職エージェントを利用して事前に職場見学や情報収集をしましょう。施設の理念・方針の確認を行うことで、ミスマッチを予防できます。

④思っていたより収入が少なかった

介護業界全体では、技能や経験などに応じた昇給の仕組み作りが本格化しつつあります。 ただし、全ての事業者が処遇改善に前向きとは言い難く、収入の少なさを不満に感じる人も存在します。

収入面のミスマッチを防ぐためには、給与規定や昇給の仕組みに関する質問を行い、転職直後と3年後・5年後・10年後の収入見込みを把握しましょう。その上で、収入水準に満足できるかどうか判断することが大切です。
介護労働実態調査では、資格を新しくとったから退職したという人も多くいました(退職理由の第6位)これは介護福祉士などの資格を取った後、より高い資格手当がもらえる事業所へ転職したと考えられます。

⑤重労働で身体・精神面への負担が重かった

有料老人ホームや特別養護老人ホーム、老人保健施設といった高齢者施設の入所者の中には、介護職員よりも体格の良い人も存在します。自分より体格の良い高齢者に対して、入浴介助や移動介助、生活援助を行うことは、大変な重労働です。 また、介護・福祉業界の仕事内容は命に関わる業務を多く含み、精神的な疲労が蓄積するケースもあります。

身体的な負担を和らげるためには、スキルアップ研修に参加し、介護福祉士会などでも行われている身体介助のコンテストを参考にするなど体力の消耗が少ないケア方法を学ぶことが解決策です。精神的な疲労の改善を図りたいときには、休日や帰宅後の時間を活用して、リフレッシュしましょう。先輩同僚などにもストレス解消法を聞き、自分ならではのリフレッシュ法を見つけるのが大切です。

介護業界で働き続けるメリットとは?

介護業界を離れたものの後悔し、再就職を検討する人は、少なからず存在します。介護の仕事は、ご利用者や家族から感謝の言葉を聞く機会が多く、大きなやりがいを感じられることが、介護業界に復帰したいと考える人がいる理由です。

また、厚生労働省の公表資料によると「2025年度末には約245万人の介護人材の需要が見込まれ、約55万人の人材不足が発生する」と言われています。 超高齢社会の進展による介護人材不足が早急に改善される可能性は低く、求職者側の売り手市場が継続する見込みです。

さらに厚生労働省は、介護人材の確保・育成を図るための対策として、アクティブシニア(定年退職後の元気な高齢者)の活用に意欲的です。自分の希望によっては定年退職後も働き続けて、一定の収入を獲得するキャリアを選択できます。

つまり、介護業界は長期キャリアの形成に適した業界に該当し、生涯を通して安定的な働き方の実現を図ることが可能です。一時のネガティブな感情に任せて、介護業界を見限ってしまうことは、得策とは言えません。

(出典:厚生労働省「福祉・介護人材確保対策について」
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000549665.pdf)


介護業界の転職に後悔しないための3つのポイント

介護の仕事を「辞めたい」と感じる理由の多くは、転職による労働環境や働き方の変更で解決を図ることが可能です。介護の仕事そのものを辞めて後悔する事態を避けるために、自分に合う働き方を実現できる職場に転職して、楽しく働く道を検討しましょう。

以下では、介護業界の転職で後悔しないためのポイント3点を紹介します。

①転職を決める前に施設をしっかりチェックする

まず、転職を決める前の情報収集を徹底し、自分の希望に近い施設を探すことが大切です。求人サイトの情報や介護施設のホームページに目を通すことはもちろん、施設見学を行い情報収集に努めましょう。

施設見学では、以下のことについて確認を行うことがおすすめです。

・介護施設の雰囲気
・スタッフの表情やサービス提供体制、職場環境
・スタッフの人数や人員の充足度合い
・介護施設ご利用者の表情や生活環

施設の離職率や平均的な残業時間、教育体制などに関して採用担当者に質問を行い、積極的に情報収集を進めることがおすすめです。採用担当者との会話や施設見学から得た情報をふまえて、総合的な判断を行ってください。

②自分にとって理想・大切な条件の優先順位をつける

次に、理想とする職場の条件や転職目的の明確化を行ってください。理想の職場の条件や転職目的が複数存在する場合には、優先順位を設定しましょう。

介護業界は求人数に対する求職者数が不足する業界であるため、魅力的な仕事が多数見つかる可能性は高いと言えます。「どのような職場が自分にとって理想であるか」「なぜ転職を行うのか」理念・給与・人間関係といった転職活動の軸をあらかじめ設定し、一貫した仕事探しを行いましょう。

③キャリアアドバイザーに相談しながら転職先を探す

在職中の場合、情報収集や自己分析を働きながら行うことは、大変な労力を要します。 効率的に転職活動を進めるためには、マイナビ介護職など介護業界に強いエージェントのキャリアアドバイザーに相談して、転職支援を受けることがおすすめです。

キャリアアドバイザーは各地の医療機関や介護施設の事情に精通し、多くの情報を持っています。特にマイナビ介護職は取り扱い求人数が比較的多く、データが豊富です。転職支援を受けることで、転職希望者の適性を考慮して、それぞれの理想を考慮した求人の紹介や面接対策、履歴書の添削を受けることが可能です。

まとめ

自分に合う施設で楽しく介護の仕事に励む人がいる一方で、労働環境や待遇に不満を持ち、短期離職する人も存在します。 介護業界全体にネガティブな感情を持ち、別の業界への転職を目指す人がいますが、介護業界で身につけた知識や経験を無駄にしてしまうことは、得策とは言えません。

現在の職場に不満を感じている人は、前向きな気持ちで積極的に情報収集を行うことで、自分の理想を実現できる介護の職場を見つけることは可能です。後悔しない転職を実現するために、マイナビ介護職のキャリアアドバイザーに相談してみてはいかがでしょうか。

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