介護職系資格について

介護職員実務者研修とは

介護職員事務者研修(ホームペルパー1級)とは

介護福祉士実務者研修とは、介護職員がより質の高い介護サービスを提供するため、より実践的な知識と技術の習得を目的として行う研修です。一般的には「実務者研修」と呼ばれています。

平成19年の法改正により、介護福祉士国家試験の受験資格を変更したため、平成24年に創設されました。平成25年度には、ホームヘルパー1級と介護職員基礎研修を「実務者研修」へ一本化しています。

また、平成28年度の介護福祉士国家試験からは、実務経験が3年以上かつ実務者研修を修了した者にのみ、受験資格が与えられるようになりました。

介護職員事務者研修(ホームペルパー1級)の受講・受験資格

介護福祉士実務者研修の受講に特別な資格はいりません。だれでも受講することができます。ただし、保有している資格別に免除される科目があり、受講期間や費用に差が出ます。

また、決められた時間数で基礎から痰(たん)の吸引などの高度な知識まで学ぶため、ある程度介護の知識や経験がある人向けの研修と言えるでしょう。介護の知識や経験が浅い人は、介護職員初任者研修を受講してから実務者研修を受けると、研修の内容の理解が深まります。

介護職員事務者研修(ホームペルパー1級)取得費用の相場

介護福祉士実務者研修の費用は、保有している資格によって変わります。大手法人等の提供する研修コースなどを参考に見てみると、保有資格による費用の違いは大まかに言って以下のです。

・無資格:12~20万円
・ヘルパー1級:7.5万円前後
・介護職員基礎研修:3~5万円
・介護職員初任者研修:10~15万円
・ヘルパー2級:10~15万円

無資格者の場合は12~20万円、ホームヘルパー1級の場合は7.5万円程度かかることが多いようです。また、介護職員初任者研修とホームヘルパー2級取得者は10~15万円程度となります。さらに、介護職員基礎研修修了者は免除される科目が最も多いため、3~5万円ほどで受講することができるでしょう。

実務者研修は教育訓練給付制度の対象であるほか、介護福祉士実務者研修受講費用貸付制度などの各種補助金や助成金を受けることができます。経済的な不安がある場合には、補助金や助成金の利用も視野に入れると良いでしょう。

介護職員事務者研修(ホームペルパー1級)を仕事で活かす

介護福祉士実務者研修では、痰の吸引と経管栄養の基礎知識を学ぶことができます。修了すると、介護士でも介護施設や在宅で痰の吸引と経管栄養の管理に携わることも可能です。

また、訪問介護のサービス提供責任者になることができるのは、介護福祉士と介護福祉士実務者研修を修了した者だけ。在宅で活躍したい人にとっても、介護福祉士実務者研修はメリットの大きい資格と言えるでしょう。なにより、介護福祉士実務者研修を修了する最大のメリットは、介護福祉士国家試験の受験資格を得られることです。将来性を考えながら、介護福祉士実務者研修の受講で、介護福祉士へのキャリアアップを目指しましょう。