介護職へ転職するのにベストな時期はいつ?円満退職するためのポイントとは

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介護業界は常に求人が出ており、転職には困らない業界といえます。一方で、人員に余裕がないところを辞めて転職することは、周囲の状況を気づかう人には、なかなか難しいことかもしれません。

しかし、「今よりも給料のもらえる会社に行きたい」「人間関係が良好な職場に移りたい」「もっと自分を試したい」など、転職したい理由はさまざまです。どのような理由であれ、転職活動はできるだけ円満に進めたいものです。

特に、介護業界は人員に余裕がないところも多く、周囲の状況を気づかう人ほど、転職に踏み切るタイミングを失ってしまい、迷っているうちに別の職員が先に退職してしまうということも少なくありません。
ここでは、介護職における転職活動について、転職しやすい時期や円満退職のために押さえておきたいポイントを紹介します。

    円満退職をするための2つのポイント

    「立つ鳥跡を濁さず」というように、誰しもできるだけ気持ち良く退職の日を迎えたいものです。特に介護業界から介護業界へ転職する際は、業界内で悪評を立てられないためにも円満退職を心掛けましょう。
    円満退職をするためのポイントは2つあります。以下にそれぞれご紹介します。

    ポイント1 退職の申し出は早めに!2~3カ月前がベスト

    退職する意思は早めに伝えたほうがいいです。遅くとも、退職希望日の1カ月前には伝えたほうがいいですが、2~3カ月前に伝えられればベストです。求人を出していない会社であれば、求人を出す時間が設けられますし、早く後継者が見つかれば、直接引き継ぎをすることができるでしょう。
    また、トラブル回避のためにも、就業規則に記されている「退職を申し出る時期」を確認しておくこともおすすめします。企業によっては退職日から半年前といった長めの時期を設けているところもあるかもしれません。
    退職日を決める際も、上司・会社側と相談できれば円満に退職できるでしょう。ただし、労働基準法が基準となるため、必ずしも会社の意向に従わなければならないわけではありません。

    ポイント2 一時的な人手不足の時期は避ける

    人手不足の状況での転職は、残される職員に負担をしいるものとなります。人手不足が一時的なものであるとわかっているのであれば、不足が解消されるまで待ったほうがいいでしょう。
    ただし、職場によっては、慢性的に人員不足が起きているところも珍しくはありません。常に人が足りない状態は、会社の人事が解決すべき問題です。早めに退職の意思を伝える礼儀を通しているのであれば、あとは毅然と辞める意思を貫きましょう。

    介護職は人手不足!年間を通じて転職可能

    前項では、辞めやすい時期や辞める際に気にしておくことについてご紹介しました。ここでは、転職するのに適した時期をご紹介します。

    結論からいうと、介護職はいつでも転職が可能です。内閣府の発表によると、日本は2017年時点で、65歳以上の高齢者数が3,515万人で、総人口に占める割合は27.7%という超高齢社会となっています。また、さらに今後も高齢者は増え続け、2042年には3,935万人になると予測されています。 このような高齢者の増加に伴い、介護を必要とする人の数もますます増えていくと予想されます。しかし、介護業界はすでに人手不足となっており、年間を通じて求人は数多く出ている状況です。
    つまり、介護職は時期を選ばずに転職できる職業といえるでしょう。

    介護職の求人の特徴:40代以上の未経験者でも正社員雇用の需要は高い

    未経験からの異業種への転職は、年齢を重ねるごとに難しくなるのが現実です。しかし、人材不足である介護業界では、40代以上の未経験者であっても受け入れる企業は少なくありません。
    介護業界は、異業種からの転職に対するハードルが低いことが特徴といえるでしょう。

    介護職に転職する最適な時期

    年間を通じて求人募集が出ている介護職は、時期に縛られず転職しやすい業界とご紹介しました。そのような状況の中でも、特に求人が増える「転職に適している時期」があります。それは、年度初めの4月とボーナス支給後の8月・1月です。それぞれの時期についてご説明します。

    求人募集が最も多く出るのは年度初めの4月

    介護業界の求人募集が最も多く出るのは、年度初めの4月です。これは、3月の年度末に合わせて退職する人が増えることが原因です。
    人手不足の業界といえども、年中求人募集をかける必要がないような人気の職場もあります。4月は、そうした人気の介護施設の求人も見つけられる可能性があります。

    ボーナス支給後の8月・1月も狙い目

    年度初めに次いで介護職の求人募集が多く出回る時期が、夏冬のボーナス支給後の8月と1月です。ボーナスが出る職場であれば、もらってから辞めようと思う人は少なくないため、欠員が多くなるというわけです。
    早めに退職者がいることがわかっている場合、8月と1月より少し前に求人を出し始める会社もあります。7月、12月のボーナス支給月を迎えたあたりから、求人に注目するといいでしょう。

    転職時期を決める3つのポイント

    転職時期を考えるときに意識しておきたいポイントは3つあります。この3つに関しては、個々の状況に応じて優先度は異なります。以下のポイントの内容を把握した上で、自分に適した時期を見いだしましょう。

    ポイント1 求職中の生活費はあるのか

    仕事を辞めてから転職活動をしようと考えているのであれば、求職中の生活費の確保は必須です。現在の貯金額と、もらえる退職金を試算しておきましょう。
    ここで注意が必要なのは、失業手当をあてにしている場合です。転職による退職は、大半が自己都合退職となります。自己都合退職の失業手当の支給は、離職票を提出した後、待機日数の7日+3カ月後からとなります。この場合、実際に振り込まれるのは4カ月後からになるため、最低4カ月分の生活費が必要です。
    ちなみに、リストラや会社の倒産など、「特定受給資格者」にあてはまる退職の場合は、3カ月の期間が短縮され、約1カ月後からの振込みになります。
    失業手当は誰にでも出るわけでなく、受給条件があります。離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12カ月以上ないといけません。ただし、特定受給資格者又は特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が通算して6カ月以上ある場合で可能です。詳しくはハローワークのウェブサイトを一読することをおすすめします。

    ポイント2 在職中でも転職活動ができるのか

    退職をしてからの転職活動は、時間の制約こそありませんが、収入面に不安を抱えてしまうことがデメリットです。焦らず納得のいくまで転職活動をするためには、働きながら転職活動を進めることも選択肢のひとつです。仕事と転職活動との両立を検討してみましょう。
    ただし、在職中の転職活動は、いざ転職先が決まった際に退職と入社のタイミングを調整する必要があります。

    ポイント3 心身への悪影響が出ていないか

    「今辞めると職場に迷惑をかけるから」「貯蓄に不安があるから」と悩んでいる場合であっても、過酷な労働やストレスなどにより、心身に悪影響が出ているのであれば、できるだけ早めに退職しましょう。食欲がわかない、睡眠がとれない、突然泣き出してしまうといった症状は、心身からの限界を示すサインともいわれていますので、無理は禁物です。
    仕事を理由に心身に障害を抱えてしまった人は、国が定める「特定理由離職者」に該当する可能性があります。その場合、退職理由が自己都合になりませんので、失業手当の支給開始時期が離職票を提出してから7日後、振込時期は約1カ月後に短縮されます。

    早めに転職情報を集めておこう

    介護業界は求人を出している会社が多いため、転職情報には事欠きません。今すぐ転職活動を開始するわけではなくても、ゆくゆく転職を考えているのであれば、早めに情報収集を始めるのもいいでしょう。
    転職情報をまめにチェックすることで、いい条件の会社が出てきたときに迅速に行動に移せますし、未経験で転職しようと考えている人は、多くの情報にふれることで、業界全体の条件の良し悪しを判断する目を養えます。
    マイナビ介護職では、あなたの状況を詳しくヒアリングし、最適な転職時期をアドバイスいたします。まずは、一度ご相談ください。

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