介護職の志望動機の書き方!ケース別の例文やコツ・考え方のポイント

公開日:2026.02.23 更新日:2026.02.23
介護職の志望動機の書き方!ケース別の例文やコツ・考え方のポイント

介護業界の転職で応募したい求人を見つけたものの、「志望動機の書き方が分からない」という問題に直面する方もいます。「どのようなポイントを訴求すればよいか」「自分の想いを採用担当者に伝えるためにはどのような書き方が適切か」などの不安を感じ、悩む方もいるでしょう。

当記事では、介護業界の転職における志望動機の書き方や例文を紹介します。採用担当者の印象に残る志望動機や説得力のある自己PRを作成し、転職を成功させたい方は、ぜひ参考にしてください。

目次






1. 介護職の志望動機の書き方|うまく書くコツとは?

介護職の志望動機は、ちょっとした書き方のコツを意識するだけで、採用担当者に強く印象づけることができます。ここでは、採用につながる志望動機の書き方のコツを紹介します。

1-1. 介護職として働きたい理由を書く

志望動機では、まず冒頭で「なぜ介護職として働きたいのか」という結論を伝えることが大切です。「私は高齢者の方が安心して生活できる環境づくりに携わりたいと考えています」「貴社の『利用者さん一人ひとりに寄り添うケア方針』に共感しています」といった形で意欲を明確にし、その後に具体的な理由や背景を説明すると、採用担当者に伝わりやすい印象を与えられます。

その際、介護職を志したきっかけや、自分の強み・経験を整理し、応募先の魅力と結びつけて書くこともポイントです。「転職理由」と「応募先に感じた魅力」を関連づけて述べることで、「なぜこの事業所で働きたいのか」という本気度を伝えられます。採用担当者は自社に合う人材かを重視して確認しているため、自分の目標や価値観が応募先と重なることを意識して書きましょう。

1-2. これまでの経験や実績を明確に書く

志望動機を書く際は、これまでの経験や実績を明確に示すことで、採用担当者に「入職後の活躍イメージ」を持ってもらいやすくなります。単に「介護職として働きたい」という気持ちだけでなく、なぜそう思ったのかという根拠を、自身の経験を交えて伝えましょう。

たとえば、「前職で10名の利用者さんの入浴介助を担当し、笑顔で安心してもらえる声かけを意識していました」など、具体的な数値やエピソードを盛り込むと説得力が増します。経験と実績を通じて「なぜ介護職で働きたいのか」「どのように貢献できるのか」を明確に伝えることで、印象に残る志望動機になります。

1-3. 経験や実績を通して自分の強みを書く

志望動機では、自分の強みを経験や実績と結びつけて伝えることも重要です。採用担当者に「一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、まず自己分析を行い、過去の嬉しかったことや褒められたことなどを振り返りましょう。その中から仕事で生かせる強みを見つけて整理します。

たとえば、「私はコミュニケーションを大切にしており、利用者さんの小さな変化にも気づいてきました」など、具体的なエピソードを交えると説得力が増します。さらに、「これまで培った○○力を生かし、チームの一員として利用者さんに安心を届けたい」といったように、自分の強みを使って応募先でどのように貢献できるかを明確に述べると印象的です。

1-4. 【未経験】介護職を目指す理由を書く

介護職未経験の方は、「なぜ介護の仕事をしたいのか」を丁寧に伝えることを意識しましょう。まずは、介護職を志望したきっかけを結論として簡潔に述べます。たとえば、「家族の介護を通して、人の生活を支える仕事に魅力を感じた」といったエピソードを盛り込むと、採用担当者に気持ちが伝わりやすくなります。その上で「なぜこの施設を選んだのか」を具体的に書くと、本気度を伝えられます。

また、未経験でもこれまでの経験をどう介護の仕事に生かせるのかを明確に示すと効果的です。「接客業で培った傾聴力を生かしたい」など、他職種の経験を介護職に紐づけてアピールするとよいでしょう。最後に、「ここでどのように成長したいのか」といった入職後の目標や将来のキャリアビジョンを添えることで、成長意欲のある人材として好印象を与えられます。

2. 介護職の志望動機を書く際の注意点

志望動機には、書かないほうがよい内容がいくつかあります。以下はNG例となるため、注意しましょう。

・どこにでも通用する漠然とした内容
ありきたりな言い回しや文章は、採用担当者に採用後の活躍イメージを与えられないばかりか、軽率な印象を与える可能性があります。どの業界でも使えそうな汎用的な内容は控え、応募先を見据えたものを心がけましょう。

・マイナスイメージを与える内容
性格など自分自身に関することはもちろん、前の職場での人間関係や待遇についての不平・不満を吐き出す内容になっていないかにも注意が必要です。過大評価を避けつつ、プラスイメージを与えられるよう魅力的な志望動機を作りましょう。

・勉強意欲をアピールする内容
前向きな姿勢は大切であるものの、「御社で多くを学びたい」などの勉強意欲をアピールするのは好ましくありません。真面目さや熱心さを伝えようとするほど陥りやすい傾向です。「会社」という場の本質を理解し、あくまで貢献する姿勢を示す必要があります。

・給料や福利厚生に言及する内容
志望動機で給料や福利厚生のよさを前面に出すと、「条件がいいから応募しただけ」と受け取られ、仕事への意欲や人柄が伝わりにくくなります。給与条件は希望欄などで伝えるにとどめ、志望動機では「どのように貢献できるか」を中心に記載しましょう。

3. 介護職の志望動機における考え方のポイント

魅力的な内容の志望動機を作成するためには、十分な事前準備が不可欠です。なぜ介護職を目指したか・数ある求人の中からなぜ応募先を選択したかなどの視点から、自分自身の考えを整理し、準備を進めましょう。

以下では、志望動機をまとめるための下準備として考えたい内容を解説します。

3-1. 介護職を目指しているきっかけを整理する

まず、介護職を目指した理由・きっかけを整理しましょう。「人のためになる仕事である」「専門性の高い仕事で手に職をつけたい」などの曖昧な理由は、採用担当者の心に響きません。自分自身の強みや性格、エピソードなどを交えつつ、「なぜ介護職を希望するに至ったか」を具体的に整理しましょう。

特に未経験から転職を目指す方は、介護職を目指した理由・きっかけを重視される傾向があります。採用面接で質問を受けることも多い内容であるため、履歴書を作成する段階から頭の整理を行うことが大切です。

3-2. 応募先を選んだ理由や魅力に感じた部分を探す

介護業界の志望動機や自己PRでは、自分自身の価値観と事業所の運営方針・介護に関する考え方とのマッチング度合いを訴求する必要があります。応募先のホームページや求人情報から情報を集め、自分自身の価値観と合致するポイントを探した上で、志望動機に盛り込みましょう。

「なぜ、他の事業所ではなく応募先を選択したか」の理由が具体的であるほど、採用担当者の心に響きやすい志望動機を作成でき、転職の成功率を高めることが可能です。自分自身の価値観を整理する時間も確保し、応募先でなくてはならない理由を考えてください。

3-3. キャリアプランや求める人物像から強みを考える

介護職は比較的転職しやすい業界とはいえ、「誰でもよいから入社させたい」と考える採用担当者は少数派です。採用担当者の多くは「事業所の将来に貢献する」「求める人物像にマッチする」とみなされる人材を確保したいと考えます。そのため、応募先の求める人物像や歓迎条件を推測し、自分の現状や経験スキル、将来的なキャリアプランと合致するポイントを探すことが大切です。

未経験者の転職では人間性が重視されるケースも多いため、人柄や長所などの切り口から強みを探す方法もよいでしょう。現在の会社におけるポジションや担当職種、経歴や人事担当者からの評価などを見つめ直し、応募先の求める人物像と合致するポイントを探してください。

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3-4. 応募先の特徴に当てはまる部分をアピールする

やみくもに自分の魅力を並べても、採用担当者の関心を惹くのは難しいでしょう。「ぜひとも入社してもらいたい」「安心して業務を任せられる人材だ」と感じてもらうためには、応募先の特徴に合致する部分を盛り込んだ自己PRを作ることが大切です。

たとえば、身につけてきた知識や経験の中から、応募先で直接的に役立つものを記載します。任せられたポジションや、役割などがピックアップしやすいでしょう。仕事に対する考え方や介護への想いも、伝え方次第でよいアピール材料となります。採用担当者の視点を意識しながら、内容を検討します。

3-5. キャリアアップのイメージを具体化する

これまでの経験からつながりを持たせた上で、今後「応募先でどのようにキャリアを積んでいくのか」を具体的に示すこともポイントです。介護職として働いてきた場合は、過去の体験を交えて作成すると、採用担当者が応募者のキャリアパスをイメージしやすくなります。

他業種で働いてきた場合は、介護職を目指すきっかけとなった出来事や、現場で役立ちそうなスキルを示すとよいでしょう。いずれも内容に具体性を持たせるほど、採用担当者に転職の本気度が伝わります。履歴書や面接では過度な謙遜をせず、将来像を積極的に打ち出しましょう。

4. 【ケース別】介護業界の転職に使える志望動機の例文

介護業界の転職先にはさまざまな施設形態の選択肢が存在し、担当する仕事内容が違います。そのため、履歴書の志望動機でアピールすべきポイントや求める人物像も異なります。

以下では、転職先の施設形態・前職の経験別の志望動機の作成ポイントを例文付きで紹介するため、履歴書をまとめる際の参考としてください。

4-1. ホームヘルパーから介護職員に転職する場合

ホームヘルパーから介護職員に転職する場合の志望動機の例は、以下のような内容です。

ホームヘルパーとして3年の勤務経験があり、利用者さんやその家族を支える仕事に対して、大きなやりがいを感じてきました。しかし、介護サービスを利用する時間しか利用者さんと関わることができない点に対して、歯痒さを感じてきたこともまた事実です。

特別養護老人ホームの仕事は、24時間体制の介護を実践し入居者と深く関わることができる点に、大きな魅力を感じました。これまでの実務経験で培った介護のスキルを生かしつつ、貴事業所に貢献できる人材に成長する所存です。

◯志望動機をまとめるときのポイント

ホームヘルパーの仕事・介護職員の仕事の違いや転職後に生かせるスキル、介護職員に転職したい理由に焦点をあてて、志望動機をまとめましょう。

4-2. 介護福祉士からケアマネジャーに転職する場合

介護福祉士からケアマネジャーに転職する方の志望動機の例は、以下のような内容です。

介護福祉士として5年の業務経験があり、生活援助や関係職種との連携業務をこなしてきました。「より上位の仕事に挑戦したい」という想いが強まり、ケアマネジャーの資格を取得したことをきっかけに、転職を決意した次第です。

貴法人の研修制度や日々の業務を通じて実務スキルをいち早く身につけ、周りの人から信頼されるケアマネジャーを目指します。

◯志望動機をまとめるときのポイント

ケアマネジャーの資格を取得した経緯や応募先を選択した理由、理想とするキャリアプランを交えて、志望動機をまとめてください。

ケアマネジャーの求人・転職一覧

4-3. 介護職から生活相談員に転職する場合

介護職から生活相談員に転職する場合の志望動機の例は、以下のような内容です。

特別養護老人ホームで3年間働いてきました。業務を通じて利用者さんの生活を支える中で、包括的なサポートができる生活相談員の仕事に就きたいと考えるようになりました。

社会福祉士の資格を取得してまだ日は浅いですが、長年現場で培った経験やコミュニケーション能力を生かして、1日でも早く利用者さんや家族から信頼される生活相談員を目指します。

◯志望動機をまとめるときのポイント

生活相談員の実務経験がない場合には、介護職の経験を盛り込めば「知識や技術の土台」があることをアピールできます。なぜ生活相談員を目指すようになったのかについて、理由を交えながら順序よく組み立てましょう。

4-4. 居宅ケアマネから施設ケアマネに転職する場合

ケアマネジャーが居宅介護支援事業所から介護施設へ転職する場合の志望動機の例には、以下のような内容を検討しましょう。

居宅介護支援事業所で5年間の勤務経験があります。担当したのは30名程度でしたが、利用者さんや家族から頼りにされる場面が多く、非常にやりがいがありました。しかし、今後はより利用者さんの近くできめ細やかなサービスを提供したいと考え、今回介護施設への転職を決意しました。

貴社に入社させていただきましたら、他職種を含め現場の皆さまと密接に連携しながら、利用者さん一人ひとりにとって最適なケアプランを作成できるように努めてまいります。

◯志望動機をまとめるときのポイント

居宅ケアマネと比べて、施設ケアマネは「職員や利用者さんとの距離感が近いこと」が利点です。前職との環境の違いなどを盛り込みながらまとめると、筋の通った内容になります。

4-5. さらにスキルアップを図るための転職の場合

介護職経験者がスキルアップを目的に転職をする場合の志望動機の例は、以下のような内容です。

有料老人ホームにて4年間介護業務に従事し、数多くの利用者さんのケアを行ってまいりました。利用者さんからはたくさんの感謝の言葉をいただいたものの、要介護度が高い利用者さんについては対応全般が難しく、自分自身の知識不足を痛感する場面が少なくありませんでした。

貴社は研修制度が充実しており、また重度の利用者さんの受け入れを積極的に行っているため、スキルアップを図りやすい環境であると考えます。諸先輩方にも指導いただきながら、将来的には現場リーダーである介護主任を目指す次第です。

◯志望動機をまとめるときのポイント

漠然と熱意を伝えるのではなく、「なぜスキルアップをしたいのか」を明確に示すと論理的な内容になります。応募先における自己成長につながる要素や、目指すポジションを具体的に記載することもポイントです。

4-6. 介護職から管理職を目指して転職する場合

現場職から一転して管理職を志す場合の志望動機は、以下のような内容にまとめます。

介護職として2か所、計10年間仕事をしてきました。それぞれの職場では「職員同士の連携が取れていない」「意識の違いがある」と感じる場面が少なくありませんでした。質の高い介護サービスを提供するためには現場や組織が一体となることが不可欠であり、実現するためには職場環境の改善が必要だと考えます。

昨年には、管理職の足がかりとして認定介護福祉士の資格を取得しました。教育・指導に携わる機会を多く得るためには大規模施設が最適であると考え、この度貴施設のユニットリーダー募集に応募した次第です。

◯志望動機をまとめるときのポイント

管理職を目指すようになったいきさつを、自身の課題感と絡めながらまとめると説得力のある志望動機になります。応募先を選ぶ理由も、あわせて説明しましょう。

4-7. 特別養護老人ホームからグループホームに転職する場合

特別養護老人ホーム(特養)からグループホームに転職する場合の志望動機は、以下のような内容が検討されます。

「認知症ケアの現場で身体介助や健康管理の技能を習得したい」という想いから、グループホームへの転職を決意しました。貴施設を選んだ理由は、入所者の個性を尊重し、一人ひとりに合う支援を提供する経営理念に深く共感したためです。

生活相談員の相談業務で培ったコミュニケーションスキル・持ち前の積極性や向上心を生かし、貴施設で活躍したいと考えます。

◯志望動機をまとめるときのポイント

グループホームの特徴は、認知症の高齢者を受け入れる施設であること・少人数制の介護を提供することの2点です。グループホームの特徴を正しく理解した上で、志望動機に反映させます。

4-8. 有料老人ホームからサービス付き高齢者向け住宅に転職する場合

サービス付き高齢者向け住宅とは、地域包括ケアシステムにおいて高齢者が安心・安全に生活できる環境を提供するため、運営される施設です。そのサービス付き高齢者向け住宅に転職する際には、以下のような志望動機が検討されます。

サービス付き高齢者向け住宅は、地域包括ケアシステムにおいて重要な役割を果たす存在であると考えます。地域密着スタイルの介護が重視されつつある現在、「時代の需要に沿ったスキル・経験を積みたい」という想いが強まり、転職を決意しました。

時代の需要に沿ったスキル・経験を積むフィールドとして貴施設を希望する理由は、心のケアを重視する運営方針に深く共感したためです。有料老人ホームで培った健康管理や介護予防サービスの実務スキルが生かせる点も、大きな魅力と感じました。

◯志望動機をまとめるときのポイント

サービス付き高齢者向け住宅の運営方針や提供サービスは、施設によって異なることが通常です。応募先のホームページや求人情報から十分に情報収集した上で、志望動機に反映させます。

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4-9. 介護施設から訪問看護事業所に転職する場合

介護施設で働いていた方が地域の訪問介護事業所などへ転職する場合の志望動機の例は、以下のような内容となります。

長年にわたり、特別養護老人ホームで高齢者介護に携わってきました。仕事内容は好きだったものの、実母が自宅で介護サービスを受けるようになったことをきっかけに、在宅介護の分野に強い興味を持つようになりました。在宅医療や介護の需要が高まる中で時代変化に対応したいという気持ちもあり、訪問介護事業所への転職を決意した次第です。

貴事業所は、職員向けの研修や実践事例報告会を定期的に開催していると聞いております。入社いたしましたら最善の在宅サービスを提供できるよう、学びの機会を存分に生かしていく所存です。

◯志望動機をまとめるときのポイント

訪問介護事業所に転職したいとの考えに至った理由を、身近なエピソードとともに説明すると共感を得やすくなります。読み手が疲れないように簡潔にまとめましょう。

4-10. 異業種・未経験から介護職に転職する場合

異業種・未経験から転職する場合の志望動機の例は、以下のような内容です。

祖母の介護を経験した際、施設スタッフの温かい心遣いやきめ細やかなサービスに触れて、介護の仕事の重要性を実感しました。祖母の介護を終えた今、「自分自身が介護サービス利用者さんと家族を支える存在になりたい」と考え、応募に至った次第です。

大手アパレルメーカーの営業職経験を通じて培った相手の気持ちを汲み取る力や接遇マナー、持ち前の体力や思いやりの心を生かし、貴社に貢献したいと考えます。

◯志望動機をまとめるときのポイント

介護業界に関心を持ったきっかけをできる限り具体的かつ簡潔にまとめ、志望動機に盛り込みます。介護の仕事に生かせる資格、転職に向けて受講した研修がある場合は、転職に対する意欲を示すための材料として、志望動機に盛り込むこともおすすめです。

5. 介護職の面接対応で意識すべきポイント

履歴書などの書類選考を通過した後は、いよいよ面接です。書類に記載した志望動機などの内容を自分の言葉でしっかり伝える準備をしましょう。ここでは、面接で意識すべきポイントを紹介します。

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5-1. 事前に履歴書の内容を確認する

面接前には、履歴書の内容を再度確認し、話すべきキーワードやエピソードを整理しておきましょう。履歴書と面接で話す内容に矛盾があると、信頼性を損なう恐れがあります。ただし、履歴書に書かれた志望動機や経歴をそのまま読み上げるのではなく、自分の言葉で伝えることが大切です。暗記した内容を機械的に話すと、面接官には本音が見えず、熱意が伝わりにくくなってしまいます。

履歴書は限られたスペースしかないため、そこに書ききれなかったエピソードや想いを補足することで、あなたの人柄や熱意がより伝わります。うまく話そうと意識するよりも、「何を伝えたいか」を明確にし、自分の言葉で表現する姿勢が重要です。台本や控えを見ながら話すのは避け、自然な会話の中で想いを届けることを意識しましょう。

5-2. 双方向のコミュニケーションを意識する

面接は「評価される場」というよりも、「面接官とのコミュニケーションの場」と考えましょう。大切なのは、一方的に話すのではなく、相手の話をしっかり聞く姿勢と、自分の考えを自分の言葉で伝えることです。質問に対しては最後まで耳を傾け、意図を理解してから答えるよう心がけると好印象です。

志望動機や過去の経験を語る際も、「なぜそう思ったのか」というプロセスを添えることで人柄や考え方がより伝わります。緊張してしまう場合は、「少し緊張しています」と素直に伝えるのも1つの方法です。飾らず誠実に対話を重ねることで、面接官との信頼関係を築けるでしょう。

5-3. 丁寧な行動・言葉遣いを心がける

面接では、話す内容だけでなく、言葉遣いや立ち居振る舞いも評価の対象になります。どれほど優れた経歴やスキルを持っていても、敬語の使い方が不適切だったり、態度が雑だったりすると、社会人としての基本が身についていないと判断されることがあります。特に介護職では、同僚をはじめ、利用者さんや家族などの幅広い人と関わるため、丁寧な言葉遣いと落ち着いた対応が求められます。

面接当日は、施設に到着した瞬間から面接が始まっているという意識を持ちましょう。入室時のノックや挨拶、退室時のマナーまで、一貫して丁寧な行動を心がけることが大切です。普段から正しい敬語を意識して使う練習をしておくと、面接官に礼儀正しいという印象を与えられるでしょう。

まとめ

志望動機には、介護職を目指したきっかけや応募先を選んだ理由、将来的なキャリアプランなどを盛り込み、魅力的な内容に仕上げましょう。どれほど優秀な人材でも、志望動機の書き方を誤ると、転職の成功が難しくなってしまいます。採用担当者に伝わる魅力的な志望動機を作成し、書類選考や面接に備えましょう。

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※当記事は2025年11月時点の情報をもとに作成しています

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