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訪問入浴とは

訪問入浴とは

訪問入浴とは自宅では入浴が難しい利用者宅を訪ね、専用の入浴機材を用いて入浴介助を行う介護サービスです。介護スタッフ2人と看護スタッフ1人の3人1組で行動することが一般的です。介護スタッフは入浴介助だけではなく、車の運転や機材の搬入搬出業務も行います。対象となる利用者は、要介護度が高く、複数のスタッフによる介助がなければ入浴が難しい方が多いことも特徴です。

訪問入浴の仕事内容

訪問入浴は、1日に5~7件ほど利用者宅を回ります。1件の入浴介助で要する時間は、機材の搬入搬出を含めて通常約40分です。
訪問入浴スタッフとして働く場合のタイムスケジュールの一例を以下にあげます。

【タイムスケジュール例】
【8:30】出勤
【9:00】スケジュール確認、機材や備品のチェック
【9:15】Aさん宅へ到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【9:55】Aさんの入浴介助が終わり、Bさん宅へ向かう
【10:10】Bさん宅へ到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【10:50】Bさんの入浴介助が終わり、Cさん宅へ向かう
【11:00】Cさん宅へ到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【11:40】Cさんの入浴介助が終わり、事業所へ向かう
【12:00】事業所に到着、休憩
【13:00】Dさん宅へ向かう
【13:15】Dさん宅に到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【13:55】Dさんの入浴介助が終わり、Eさん宅へ向かう
【14:10】Eさん宅に到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【14:50】Eさんの入浴介助が終わり、Fさん宅へ向かう
【15:00】Fさん宅に到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【15:40】Fさんの入浴介助が終わり、Gさん宅へ向かう
【15:55】Gさん宅に到着、機材の搬入、入浴介助、機材の搬出
【16:35】Gさんの入浴介助が終わり、事業所に戻る
【16:50】事業所に到着、機材の片付け、報告書の作成
【17:30】業務終了

入浴介助、機材の搬入搬出、移動、報告書の作成が業務のほとんどを占めます。業務の流れだけを見ると単調に見えますが、対象者によって入浴時の細かい注意点が異なるため、それぞれ個別の対応を含めて覚えるべき内容も少なくありません。

訪問入浴で働く場合の福利厚生

訪問入浴で正社員として働く場合、社会保険や退職金のような福利厚生は設定されている事業所が多い傾向にあります。ただし、民間企業が運営母体となっている事業所も多く、社会福祉法人や医療法人のように公的な補助はあまりありません。そのため、住宅手当や家族手当などの支給に関しては、社会福祉法人や医療法人運営の施設や事業所と比べると、やや劣りがちです。

訪問入浴で働く場合のスキル・キャリアパス

訪問入浴は要介護度が高い利用者がほとんどです。そのため利用者本人とコミュニケーションをとることはあまりありませんが、利用者を日常的に介助している家族とは密にコミュニケーションをとることになるでしょう。訪問入浴のスタッフは、入浴介助以外で利用者と関わることはないため、限られた時間で利用者の家族からさまざまな情報を聞く必要があり、意思疎通の能力が問われます。
また、3人1組となるチームのメンバーはほぼ決まっており、基本的に同じメンバーで終日を過ごすことになります。そのため、他スタッフと円滑に交流ができ、互いの意見を素直に受け入れるといった協調性も求められます。

訪問入浴で働くことの良さや向いている人

訪問入浴では、たくさんの方の相手を同時にしなければいけないということはありません。そのため他の入居施設でありがちな「利用者の対応中に、他の利用者に呼ばれる」「転倒リスクが高い利用者が同時に動き出して、どうすればいいか判断に困る」といった状況はほとんどありません。一人に対して丁寧な介護を行いたい方にとっては、働きやすい環境と言えるでしょう。また常に他のスタッフと行動するため、判断に困るようなことがあってもすぐに先輩や同僚に意見を聞くことができ、安心感があります。

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